2013年4月28日

ANNIV

4月22日、ひとつ歳をとりました。
28歳、いい歳です。

今年の誕生日は11月に初演の「Aucun Lieu」のクリエイション中、
モンペリエの近く・地中海沿いのMèzeという街で迎えました。
海があって、船があって、空はいい色で、
バカンスにはまだちょっと寒かったけど心地いい場所。

Mèzeの船たち
私以外全員メンズ、という特殊な現場の為、まさか祝ってくれるとは思ってませんでしたが、小さい街の中でやっとこ見つけたアップルパイでちゃーんと祝ってくれました。優しいメンズ達に大感謝。

28ans、アップルパイ。

chez michel
左から映像のクルト、ドラマトゥルグのミッシェル、音楽のフランク。
なんだかバラバラな男三人に祝われる、というやはり不思議な状況。
こんな誕生日もなかなかないだろうなぁ… へへへっ

Mèzeの空。
そしてそして、あちらこちらからお祝いのメッセージをくれた皆様、
本当にありがとうございました。
こんなに沢山の人に「おめでとう」と言ってもらえて、
28歳も頑張って走ろーうっと思えた、嬉しーーーい1日でした。

突然ながら、こちら今年88歳になる祖母の描いた絵。モデルは私。


ここ数年、我が家の画伯は100号の絵を毎年描いているのですが、これが今年の作品。普段、本人に対しては「身体が不自然」だとか、「腕がひん曲がってる」とか、相手が88歳であっても容赦なく発言している私ですが、毎年少しずつ少しずつ確実に進歩している彼女の絵には、人間いくつになっても進歩できるんだなぁーと感心させられます。祖母の歳まであと60年か…と思うと気が遠くなりますが、私もいくつになっても前進していたいなぁと思った母からの写真でした。

相変わらずのモーモータケ丑ステップながら、28歳もひとつずつ大切に前進していけたらなぁと思います。頑張りまーーす。

2013年4月14日

KAMi @ Toulouse

素敵な写真を撮って頂きました。
先日Toulouseで踊ったソロ「KAMi」の写真達。

Voici c'est les photos de mon solo KAMi.
Merci Pierre!

                                                            ⓒPierre Ricci
                                                           ⓒPierre Ricci
                                 ⓒPierre Ricci
                                                            ⓒPierre Ricci

今回のKAMi。
身体の調子を侮ったなぁーという反省はありますが、
お客さんと近い空間でのこの作品はやっぱり好き。
1日目は特に私に余裕がなかったけど、
お互いの空気を伺うようなそんな時間は楽しかった。

とはいえ…
ピンチヒッターとして機会をもらったCDCのフェスティバルでの公演。
いつものCDCながら、そうであってはいけない様な、
そんな空気を上手く処理しきれなかったかなぁーーーー

やっぱりまだまだなのです。

もっともっと強い作品を創りたい。
もっともっと強いダンサーになりたい。
と、珍しく欲を抱いた今回のKAMiでした。

2013年4月9日

突破。

イエスッ。突破しましたよーーー




※写真は全然関係ないですが、「闘った」的な雰囲気が的確かなぁと笑。

この半月、Opéra→ Le blanc → 引越 → KAMi 
と泣きそうな&若干泣いたスケジュールでしたが、無事突破。

濃かったぁ

そして、なんだか色んな事を考えさせられたお陰で只今まだ整理できておらず。
ひとつひとつと必死に向き合ったお陰か、それぞれの事で問題にぶつかって、それぞれで乗り越えて、それぞれで何か得て…とにかく何だか濃かった。

まぁ引越は、また別物ですが。
今回はCDC友達のデッカイメンズ達に感謝です。
トラックの荷台にて。

そしてもうひとつの別枠。
はははっ
地元のテレビに出ちゃいました。
テロップ上なんだかコメンテーター気取りですが、大した事喋ってません。

始まる前は、公演の緊張どころではないストレスを感じる時間だったけど、
まぁこんな経験もなかなかできないので良しとします。
自分のフランス語に… 喋る時の顔の状況に… 反省点あり笑。 

さて、カーンでの公演の報告。
今回ひょんなことで参加する事になった、カーンでのフェスティバル。
CCNC-BN (Centre Chorégraphique Nationale de Caen/Basse-Normandie)
という、国立の振付センターの主催するフェスティバルの「One Night in Kyoto」という、日本人の作品を7つ集めた企画の中で踊ってきました。

テクニカルリハーサル中。
20分の作品が7つ&21時半開演という状況のもと、私の出番は0時。
やっぱり身体は睡眠体制に入っているのか、普段は汗だくで終わる作品なのに、大して汗をかかず… 終わった瞬間の疲労感が半端ない…

とはいえ、踊った感触としては凄く楽しかった。
創った時の感覚と心境があまりにも反映されている作品だからこそ、
何度か再演してきても、これまでは"2010年に創った作品であること"を抜け出しきれずにいたのが、今回ブチッと何かが切れて、一歩違う所に行けた様な。
ピーピングオペラのリハ直後だったのも影響してか、変態感満載の"今"のLe blancを踊れたかなぁと思います。


楽屋でのながーーーい待ち時間。
Perrine Valliの作品と自らの作品で来ていた鈴木アイリさんと。

終演後3時頃までわーわーと。
京都ダンサー2名+(後方)ガラの悪いアイリさん笑。

Toulouseの報告はまた書きまーーーーす。