2026年8月19日

ヴィラ九条山

さてさて近づいてきました、ヴィラ九条山。
もうすぐ京都に短期引っ越しして、エリーズとのリサーチが始まります。
9月から4ヶ月レジデンスで京都に行くんだー、と周りに話すと、大体、え?なにするの?って聞かれるので、ちょっと書いてみようかなーとブログを開きました。

















まず、ヴィラ九条山ってなんなんだ、ってところから。
京都の人でも知らなかったり、日本でアートに関わる人もあまり知らないんだな、ということに自分がレジデントになってから気づいたのですが、、、、
ヴィラ九条山というのは、京都の九条山にあるフランスのInstitut Français / アンスティチュフランセ (フランス政府が海外におけるフランスの文化・芸術・言語の普及や国際交流を推進するための公的機関)が運営するアーティスト・イン・レジデンスです。アーティスト・イン・レジデンスっていうのは、アーティストが普段住まない場所に滞在しながらリサーチしたり、作品を作ったりする施設のこと。

基本的にフランス人、もしくはフランスで5年以上活動する外国人が応募できるシステムになっていて、毎年あらゆる分野のアーティスト、職人、研究者のレジデントが15人前後滞在します。私が滞在する期間には、演劇、写真、デジタルアート、映画、工芸などのアーティストが滞在しています。期間は4~6ヶ月で、制作に必要なスタジオが与えられます。

よく聞かれるのは「なんか作品つくるの?」「公演があるの?」ということなのですが、基本的に作品を作る義務はなく、"リサーチ"に時間をつかえるというのがこのレジデンシーの特徴であり、すごいところだなと思います。

とはいえ、ダンサーが"リサーチ"って何するんだろうって思いますよね。
友達にこのレジデンスのリサーチ内容を話してたら、「毎日踊る狂うのかと思ってたー」と言われて、そっか、そうだよな、そう思うよな、、、と気づく。レジデンスといっても、確かに毎日踊り狂うレジデンスもあるけど、今回は結構違うからそれも含めて知ってもらえたらおもしろいのかなぁと。経過として少し記録と言葉に残せたらなぁと思ってます。(頑張る笑。)

ヴィラ九条山の詳細の情報はこちらから覗いてみてください。
https://villakujoyama.jp/ja/%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0/

私たちのリサーチ内容をまとめてくれてるのは、こちら。
https://villakujoyama.jp/ja/contributor/%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%bb%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%83%8b%e3%83%a7%e3%83%ad%e3%83%b3%e7%ab%b9%e5%86%85-%e6%a2%93/

次のブログで具体的にどんなことしてるのか、する予定か、書いてみまーす。

2026年6月8日

2026

ひさーびさにブログ。
たまになんか書きたいなぁー、頭の整理したいなーと思うものの、3歳児を前に余裕なし。そして、気づけばまた1年半経ってる笑。
我が子はすっかり妖怪を愛でる3歳児。














ブログ書こうかなぁと思ったのは、今年は結構日本にいるのもあって、これまでとは少し違う年になりそうで、今やりたいと思ってることとか、今年の予定とか、自分の頭の整理も含めて書いておこうかなぁと。

今やどこにいるのか分からないと言われる最近ですが、今年はここから年末まで日本にどっぷりいます(はず笑)。8月までは神戸に、9月からは京都にいる予定です。
神戸に通い始めてなんやかんやで5年、、、
この5年、この先を見据えつつ、日本でしたいことはなにかなぁと少しずつ日本でのダンスを取り巻く環境や状況を見たり、ダンスの日本での立ち位置を知ったりと、自分なりにリサーチしてきました。

そろそろ日本での時間も増えてきて、フランスでの仕事が減ってきているタイミングなのですが、最近の自分なりの結論は、
- 可能な限りフランスでの活動も続けること。
- 日本では、"アーティスト"ととしてできることを探すこと。

ザ・フランスな風景。














なんか偉そうだけど、どっちがいい、とか悪いとかいうことよりも、
芸術を、とくにダンスを取り巻く環境がフランスと日本で全然違っていて、
それぞれの国でしたいこと・できることが違うな、、、という実感がどしんとあって、それならば今の段階では可能な限り欲張ろう、という目論見笑。

ありがたいことに、一緒に働きたい・作品を作りたいといってくれる人々がまだフランスにも居て、私のこんな状況も理解してどうにかしようとしてくれている。私としてもフランスを拠点に活動するアーティストたちと作品を作り続けたいという希望は変わらない。そして、なによりフランスの環境は手放し難い。 (フランスも今結構大変な状況ではあるんだけどね)

「Forêt」@ Bar-le-Duc
2021年に作った作品の再演でしたー
















と同時に、日本のダンス環境の現状を見ていて思うこともあり、
日本では、まずは作品を見て欲しいということよりも、アーティストの目線や感覚が生活の中で何かの助けになるようなことができたらいいなぁと思うようになってます。もちろんそれが「作品を見る」ことにつながって、「作品を見る」ことが生活の中で生きる何かになったらいいなぁってのがあるのだけど。"すごい"とか"綺麗"とかそういうことだけじゃなくて、自分の生活と繋がる何かを持ち帰ってもらいたいな、と。

何から始めようかなぁと目下機会を探している現状ですが、
そんな事を考えていたらつながった企画もあって、この先楽しみでーす。
まだ公表できないのかよくわかってないので、わかったらまた書きます。
その他アイディアある方、何か一緒に探したいって方、ぜひ連絡くださーい。

La Ribot < Laughing Hole>
最近見たものの中で一番面白かった作品
















そして、今年の予定としては、
9月からの4ヶ月間、京都のヴィラ九条山という、フランスのアーティストがリサーチの為に滞在する施設に、マリオネットのアーティスト・造形美術家であるElise Vigneronとの共同プロジェクトで滞在します。
プロジェクト内容はこちら。
https://villakujoyama.jp/ja/contributor/

日本人であっても知ってるような知らないような概念「もののあはれ」をテーマに、いろんなところに繋がればいいなぁと思ってます。月1でオープンスタジオもあるので、ヴィラ九条山に滞在する色んなアーティストのリサーチ・建物・京都を発見にぜひ来てくださーい。
他のアーティストたちのリサーチテーマも、日本人の私たちが「これに興味持つのかー」ってびっくりするようなことがいっぱいあるので面白いですよー


これが、ヴィラ九条山。
先週オープンスタジオに行ってきてさらに楽しみになった。


















というわけで、久々ブログ終わりますー
次はいつ書けるかな笑。

2025年1月22日

再開。

長ーーーーらくの時を経て、なんとなく書こうかな、と。

生まれた子供はあっという間に2歳になって、すっかり赤ちゃん卒業。とはいえ、ふとした時にあれ?思ったより小さい!ってびっくりすることもあります。(この間保育園の庭で遊ぶ我が子がなかなか見つからないと思ったら、思ったより小さかった笑。) 2歳、、、赤ちゃんではないけど、まだ小さい。
この写真とか、ちっさ!って思う一枚。














ブログを書いてないこの1年半くらいは、フランスと日本を行ったり来たり。意外と日本にも居たのですが、赤子を連れてフランス国内ツアーをしていたり、日本で家事育児をしていたり、二拠点二重生活をしております。お陰で子連れ旅はだいぶ慣れたし、全然景色の違う場所に居れることは贅沢だなぁと思うけど、なんとなく宙ぶらりんな感覚もあり、日本とフランス半分半分とかもいいなーと思ってたけど、そんなことも簡単じゃないんだな。

空港ではこれに乗ってもらうシステム。


















あっちにこっちにのこの2年、、、
常に頭の8割くらいは子供に占領されてて、
振り返ると、はて何してたんだろ、、、とも思うし、
仕事面では何も進められてない気がして焦るのだけど、
子供を見ると、あーこの人がこうやって大きくなってるなら自分もそれなりに何かしてたのか、、、とまぁいいかとも思ったりもする。

実際それでいいのかは分からないけど笑、自分の人生に子育てがプラスされたことで、ポジティブにもネガティブにもまぁいいか、と思えることが増えたような気がする。"子供が育つこと”が"自分が踊ること"をすごく小さいことに見せてくれる、、、というか、小さかったものが大きくなるってシンプルな進化に何か安心できるのかな、、、うむ、ちゃんと説明できてない気がするけど、その"まぁいいか"がポジティブに繋がっていくといいなと想う今日この頃です。

photo by Sugawara Kota













でで、実際最近何してたのか、、、一番最近のこと。
12月にひっさびさに日本で踊りました。
念願の自作ソロ<kara-da-kara>の横浜赤レンガ倉庫での再演。
来ていただいた皆様、上演に携わってくれた皆様、ありがとうございました。

2019年にこの作品をトゥールーズで作ってから、これ赤レンガにぴったりだなって勝手に思っていたのですが、6年の時を経て実現。<kara-da-kara>の再演自体も、2022年のパリの日本文化会館での公演以来&今回テクニカル面で改訂しなければならないことも結構あったので、ギリギリまではてどうなることかと思ってましたが、本番でやっと嘘つかず、ズルをせず、今の身体と向き合えて、ほっ。ちゃんと作品生きてました。よかった。
そしてやっぱりこの作品踊るの好きです。
今回は客席に知ってる顔がたくさんで、それも楽しみのひとつでした。見守られてる!!!感が強くて、これまでとはまた違う感情の動きでした。面白かった。
その環境を整えてくれた赤レンガスーパーチームには感謝あるのみ。自分にとっても、思い切ったテクニカルの改訂に挑戦できたことと"最後は任せる!”って思えたことが今回の成長だったような気がしてます。

今回関わっていただいた皆様。
どこかのバンドの写真みたいになってる笑。















またどこかで再演できないかな、、、願おう。

一週間泊まったホテルから見える赤レンガ
&子守要員で来てもらってた母。















なんかもっと書きたいことあったんだけどな。
モヤモヤぐちゃぐちゃしたことも書いて整理したかったのですが、既に長くなってしまったのでまた近々書く時間見つけます。

今年の目標、2ヶ月に1回くらいはブログ書こうかな。