2020年11月2日

再コンフィヌモン!

ついに来ました、2度目のコンフィヌモン!
コンフィヌモン = confinement = 外出禁止

ザグレブで見た展示されてたマスクのひとつ
これだけでもクロアチア。


















なんとなくこのままどうにかなるとは思ってなかったけど、完全な外出禁止の策にまで出るとはあまり考えていませんでした。というのも、経済的に国として大丈夫なのか、、という疑問。
実際のところ、今回の外出禁止は3月の時ほど厳しくはなく、経済活動は続けること・学校は通常通り開校・公園などは閉まらない...など細々と例外措置があり、街の様子もなんとなーく前回よりはゆるっと。みんな一度経験したことだから、まぁこれくらいは、、、てのがあるのも正直なところでしょう。道端で固まっておしゃべりしてる人々も見るし、スーパーでビールを大量に買ってる若者たちの集団も見るし、公園でおじさんたちが待ち合わせしてランニングしているのも見る。まぁある程度自己判断をすることも大事だと思うけど、問題はこのゆるっとコンフィヌモンでどうにかなるのかどうか。はて。

舞台芸術関係は、(とりあえず)12月1日まで公演はすべて中止。ただしリハーサルやレジデンスは可能なので前回の時よりはこちらもゆるっと。
私も11月のベルギーでの公演はさくっと中止になりましたが、実感として前回との違いは、前回の時には公演の延期が大多数だったのに比べ、今回は延期無しの中止という判断を取っている劇場が多いこと。あと、オンラインでのライブ配信を決断する劇場が増えていること。やはりこの状況がまだまだ続くという事実に直面すると、ずーっと延期にしていくわけにもいかない劇場の事情があるのも理解できる。

完璧なソーシャルディスタンス。

















しかし、私も12月半ばに自分の作品の公演の予定があるのでーすねー ほーほへー
12月1日以降のことはまたそのうち発表があるはずなので、ギリギリまでどうなるかわからない可能性が大なのですが、とりあえずこの状況が続く限りやれるときにやるしかないのでしょうねぇ。賭けみたいになってきました笑。
とはいえ、もしお客さんを入れてできなかった場合のことも考えて、ここ数日オンラインで配信してる作品を見ながら考えたりしているものの、答え出ず、、、 たしかにライブで配信されてるという背景があることで、ただただ映像を見るよりは臨場感があるような気はするけどねー 作品によって向き不向きがあるのも感じる。
特に12月にやる作品は、どうなんだろうなー。特殊な舞台機構にしてることもあって、お客さんと電球と私との距離が大事だとは思うのだけど、、、 ま、困った時は私の最強テクニカルチームの皆に頼ることにして笑、私は私のできることをすることにします。ふふふっ

ちなみに、こちら12月にやる作品の新バージョンのトレイラーです。
3月に急に公演中止になった時に録音した電球の音やっと入れました。
中身はあんまり変わってませんが、是非電球たちのおしゃべりを聞いてください。


そーして、前回ブログを書いた時の心配の種だった、東欧ツアーは無事に行ってこれましたよー ドキドキのPCR検査から無事生還し笑 (風邪だったのか鼻水が出てたのでドキドキでした、、、)、EU圏内でこんなに厳しいのかというコントロールも無事通過し、久々の再演だったのでタイミングの件でデュオ相方とモメてみたりもしましたが、無事踊れました笑。
本来少なくともあと3都市での公演があったはずだったので、2都市だけの公演になってしまったのは残念だったけど、ゼロじゃなくてよかった。
粘ってくれたボスと、カンパニーのアドミくんに感謝あるのみです。
この旅の間いろーんな面白いことあったけど、旅の記録はまた近々書きまーす。

では、みなさんくれぐれも気をつけられることには気をつけて。
私は当分部屋でじーーーーっとしています笑。

ブタペストでの本番前。呑気にコーヒー。