そうだそうだ

20日にモンペリエで２週間のクリエイションを無事終え、2013年仕事納め。
暗闇の中での時間が長いクリエイションでぐったりでしたが、
この休みはToulouseでのんびり、忘れてた事を少しずつ処理して過ごしています。

暇さえあれば、サル男さんの新ワザ開発している私。

そんな訳で忘れていた事の１つ。
Face Bookには書いたけど、こっちに書いてませんでした。

３月日本で踊ります。
そして４週間程日本でフラフラしています。

去年の11月にフランクフルトで滞在製作した石川勇太の作品「Dust Park 2」を、dancedoubleという企画で横浜の赤れんが倉庫で踊ります。dancedoubleの企画者、長内裕美ちゃんがハンガリーで製作した作品との２本立て。
お近くの方、是非いらしてください。
190センチのでっかいフランス人来日です笑。

http://www.institutfrancais.jp/yokohama/events-manager/dancedouble2/




そしてそして、疲れた身体を休憩させていたはずの休みだったのですが、昨日10年ぶり？それ以上ぶり？のスキーに行って、本日あちこち筋肉痛。
それにしても凄い山でした。ピレネー。上まで行ったら360度ヤマヤマヤマ。

2400M地点。

今年はまだあんまり雪が降ってなくて、雪の状態もあんまり良くはなかったけど、
コースは長いし、広いし、景色はいいし、最高でした。
せっかくToulouseに居るんだからピレネーを存分に利用せねばと思った昨日。
更衣室がなかったり、荷物を置くロッカーが全然足りてなかったりで、
さすがフランス、不便なことが一杯でしたが、次回はフランス式＜家からスキーウェア着用＞＆＜荷物は最低限にして背負う＞を心がけて臨みたいと思います。

ナイスな坊ちゃん。

さぁてと、日本はそろそろ年越しの時間。
2014年 福と共にコイコイ。
健康な身体で一生懸命もがきましょ。

よいお年を。

LA TOURNéE

３週間に渡るAucun Lieuのツアーが、28日のAurillacでの公演で無事終わりました。
１週間の最終クリエイションと、6カ所７公演の２週間。
毎日公演ではなかったものの、移動、公演、移動、公演の日々にはへとへと笑。

Aurillacの劇場にて。

場所に寄って、劇場の形態が違ったり、お客さんの客層が違ったり、
毎回変化するコンディションでの公演は、ハプニングも勿論あるし、自分のコンディションも明らかに違うし、ツアーってのはこういう事かぁ…と実感。この作品では基本的に自分のコンディションだけに集中すれば良い私は呑気な立場でしたが、これが自分の作品だったら、２週間もツアーしたら胃がおかしくなるだろうな。

まさにこの図。
ストレスにより、いつも以上に速く歩くフランク。
遠くに居る豆粒大の影がこの作品のシェフ、フランク・ヴィグルー。

＠montpellier

手前は、映像作家のクルトと照明家のニコラ。
こんなストレス溢れるフランクを笑いにできる２人には、感謝感謝です。

そして、作品の評判も上々な様なので、一安心。
この先あちこちで公演できる事を願います。
ひとまず２月のOpéra de Dijonでの公演まで、この作品とはしばしのお別れ。
Dijon周辺の方、お待ちしています。
http://www.opera-dijon.fr/spectacle/aucun-lieu/

次は、来週からモンペリエで２週間の"LED'S PLAY"クリエイション。

がんばろーーーーい。

ツアー中の写真達ヨリ。

山の中のThéatre de Mende。

ついに凍った＋ニコラ　＠Mende。

MAC兄弟。２人揃って新品購入。

ホテルの窓から＠Clermont-Ferrand

リハーサル中。

ビデオプロジェクターを調整するクルト。

ちょっとアメコミチックなサウナの入り方説明。

今年３回目のTheatre de l'archipel@Perpignan

ピレネー山脈＋フランク

ニコラ＋カルロス＠montpellier

ダンス学校で講義＠Aurillac

クルト＋フランク＠Aurillac

みみ。

小さい頃からあまり両親に似ていないと言われていた私が、唯一「耳がじいちゃんに似てるねー」と言われていた父方の祖父が90歳にして亡くなりました。
もう５年もの間寝たきり状態で、会話もほとんどできなかった祖父。
いつ亡くなってもおかしくない状態だったので覚悟はしていたものの、
明日の朝起きたら身体はもうないのかぁと思うとやっぱり寂しい。

この夏に会いに行ったときは、カッパを抱かされていました。
あまりの面白さにパシャリ。
ばあちゃん曰く、このカッパのクッションが手の置き場にちょうど良いとか。

頭が良くて、きちんとしてて、字が上手で、物知りで…
そんな堅気な人がカッパですから。

祖父が倒れた事で、寝たきりの老人に関する事とか、家族のあり方とか、色々考えさせられたこの５年。なにより５年も闘っていたかと思うと、「じいちゃんやっと穏やかな良い顔になったよー」と母からの電話で聞いてほっとしました。

どっかで見ててねーーー　
あーーりーーがーーとーーーーう

と弟に伝言を頼んだ所で、私は寝ます。
ふう、すっきりした。

オウキャン リュウ。

日本から帰って来てから、みごとにだだだーっと過ぎてます。
２週間ペルピニャンという南の街でRita Cioffi作品のクリエイション。
その後、数日オーディションでパリに行き、
今週から遂に初演の迫った「Aucun Lieu」の最終クリエイション＆ツアーです。

前回のレジデンスの時に撮影した宣伝用の映像。
Voici c'est l'image publicitaire!


Aucun Lieu - Cie D'autres Cordes création 2013 from dautrescordes on Vimeo.


13日から28日にかけて、フランスの南方面攻め込みます。
お近くの方是非。

On tourne le midi de la France de 13 nov au 28 nov.

VENEZ NOUS VOIR!!!!!!

Aucun Lieu
conception, musique ; Franck Vigroux
video; Kurt d'Haeseleer
danse; Azusa Takeuchi
lumières; Nicolas Villenave
son; Carlos Duarte
collaboration chorégraphique; Myriam Gourfink
collaborateur à la dramaturgie; Michel Simonot


13/11   Théâtre de Mende

16/11   Festival Musiques démesurées, Clermont-Ferrand

19/11   Festival Aujourd'hui musiques, Perpignan

21/11   Théâtre d'O, Montpellier 

25,26 /11   Festival Novelum, CDC de Toulouse

28/11   Théâtre d'Aurillac 

PERPIGNAN

PARIS

とよはし。

濃い９月でした。
９月の３つ目のミッション、豊橋での本番もお陰様で無事終了。
数日和歌山で家族と遊んで、今は既にフランスです。

豊橋では「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」に10日間（私以外の皆は＋１週間）滞在してのリハーサル＋本番。毎日朝から晩までリハーサルができるという贅沢な環境は、日本のダンス事情では考えられない贅沢な、新しい劇場ならではの企画。

PLAT外観。

平山素子さんのワークショップで選抜された選抜ダンサーズと共に、素子さん監修の元、与えられた課題を元に皆で要素を創って行く…という挑戦。ああでもないこうでもない、これが面白い、面白くない、こうやってみようかしら、だめかしら…と、わいわいがやがや過ぎた日々。
年齢とか、経験とか、好みとか、見せたい自分とか、こだわりとか、
寄せ集めのメンバーだからこそある不安定感で、見えた見えた、色々見えた。

そして大学の頃実習で、１つ１つの課題を皆で本気でやりきっていた頃を少し思い出しました。あの時本気でやってよかったなぁ…と。

大学生の時、日芸の中講堂にてたぶん本番前。手前；私。

踊れるダンサーはごろごろ居るけど、やっぱり、"踊れる"という所からもう一段階先を行くダンサーとそうでないダンサーの差は大きいと思う。自分の作品を創る・創らないに関わらず、やっぱり創造する能力はダンサーにとって必要な事。何を面白いと思って、どうしたらその面白いと思える事を現実に出来るのか…　演出的な事だけじゃなくて、どう踊るか、どう存在するか、はダンサー個人個人が振付家・演出家の提示する大枠の中で創造していくモノなのだと思う。

"能力"とはいっても、ほとんどは経験と気づく事なのかな、とも思うけど、そういう事を経験できる場・気づける場はなかなかないもので、私自身もリハーサルを見ていて「この差はなんだろ…」と、気づかされた事。
今回参加したダンサーズにとっても、素子さんの的確な指摘と周りの様々な意見を持つダンサーとのやりとりで、それぞれの視点はあるにせよ、気づかされる事の多い機会だったんじゃないかなぁと思う。

こんな場を与えてくれる素子さんはやっぱり凄い。

やっと全員揃ったリハにて。

５年ぶりにこんな形で素子さんの企画にひょっこり参加できたこと、
豊橋に縁もゆかりもない私をゲストに呼んで頂いたこと、
ほわーっと登場した私を快く迎えてくれたダンサーズ、感謝しています。

もっともっといろんな事を経験していきたいなぁと思った豊橋でした。
ガンバル。

和歌山県串本町の橋杭岩にて。母と。

再び日本。

さーてと、９月頭からの２つの作品のクリエイションを無事終えて、
只今竹内日本に居ます。

写真は、スペイン寄りの街ペルピニャンの劇場でのクリエイション中のひとコマ。
作品中の映像撮影です。
天気が良すぎて汗だくだくの中カタツムリダンスを１時間程実行。
こんな場所でのダンスは気持ちよかったぁーーーー

そして今回は、この１年続けてきたカタツムリダンスの成果がやっとこ見えて来て、まだまだはまだまだですが、11月の初演に向けて良い兆しです。

ありがとーう、ミリアム。

振付家のミリアム。お茶漬け通。

でで、何故再び日本に居るかというと、
前にも書きましたが、愛知県豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」という所で平山素子さんのショーイングに参加させて頂きます。
詳細はこちら。
http://azzusatakeuchi.blogspot.jp/p/schedule.html
http://www.toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=27

13日から始まっていたリハーサルに、
17日の夜にペルピニャンでのレジデンスを終えて、トゥールーズに真夜中に帰り、
18日の午前中の便で日本へ。
19日の朝には成田に着いて、午後から見学がてらリハに参加。

まさに弾丸帰国です。
今の所時差ボケも酷くなく、頭と身体をねじねじしながら、
WSから選ばれたいろーーーんなダンサーちゃん達と日々奮闘しております。

ご興味のある方々、是非豊橋までーーーー♡

筑波大出身ダンサーズ。
まみちゃん＆じょこちゃん

スタート

ここのとこ日本にウィーンに何だか遊びまわってる人みたいになっているのですが、この夏日本でもリハーサルがあったり、バレエっ子にダンスのクラスをさせてもらったり、世界で活躍中のダンサーさん達とインプロで遊ばせてもらったり、ちょいちょい踊っておりました。

久々に感じる感覚とか、自分のダンスを見直す機会とか、初めましてのダンサーさんと踊る感じとか、いろーんな新鮮なモノがやって来た感じ。

今回はうだうだと日本に帰るのを悩んだけど、帰って良かった。

ありがと、ジャポン。

まぁそんなこんなで９月にもなり、明日から今シーズンスタートです。

いやー乗り切れるか不安なくらいぎゅうぎゅう詰めな９月。

まぁこの２ヶ月ほぼプー太郎だったから頑張らねば笑。

明日からは、2月初演予定のRita Cioffiの新作「led-ry」のクリエイションが１週間。
来週は、去年の10月から続けて来たFranck VigrouxとMyriam Gourfinkの「Aucun Lieu」のクリエイションが１週間。
そのあと、なんと日本に帰って愛知県豊橋市に新しくできた劇場「PLAT」で今月末のショーイングに向けて10日間のレジデンス。
ほっほへーですが、欲張りに全て楽しみます。

そんな訳で、豊橋のショーイングのチラシ。
平山素子さんの作品に久しぶりに参加させて頂きます。
偉そうにもゲスト出演。

詳細「Schedule」のとこにも載せてるので覗いてみてください。
関東方面の方も、関西方面の方も、愛知近辺の方もお待ちしていまーす。

WIEN

JAPON日記その①を書いたまま、②になかなか繋がらず…

フランスにぴょんっと戻って、すぐにひょいと移動。
この１週間はオーストリアのウィーンに来ていました。
仕事ではなく、ただの観光。というかガイド要員。
88歳になる我が婆さんの米寿のお祝い名目の旅行をしておりました。
米寿の祝いなら仕方ねぇ、と母とおばさんとハトコと婆さんのワガママに付き合う日々。
あまり天気はよくなかったものの、オペラに、コンサートに、宮殿めぐりに…、88歳確実にオーバーワークな内容をやってのけました。
日本に着いて、暑さで倒れない事を祈ります。

シェーンブルン宮殿、上を向く。

ハトコちゃん、はしゃぐ＠駅。

むーーーん。

素敵ねー、ふふふ。

フンデルト・ワッサー

ドナウ川

お洒落靴屋のウィンドウ。

お洒落しておすまし…できない。

凄く良かった、クリムトさん。

JAPONです。

日本に居るとネット環境をゲットするのが大変なのもあり、
うっかりブログが遠のいてしまう日々。
飛行機の問題で帰国が１日遅れたものの、
無事JAPONで有意義な＆ちょこっとぎゅうぎゅうな日々を送っています。

５年フランスに居ながらも、割とちょくちょく日本に帰って来てる私ですが、
やっぱり日本の友達と久しぶりに会ったり、
初めましての人にひょんなところで出逢ったり、
ひょろっと帰国も刺激がいっぱい。人のパワーってやっぱり凄い。

先週末はちょいと遠出して、パリに居た時に一緒にワイワイしてくれたまなみさん＆娘ちゃんに会いに仙台までぶいーんと。
相変わらずのんびり気ままな空気で安心。

瑞鳳殿
ベビーカー放置して登殿成功

松島　ママ違い

五大堂の橋

五大堂＋X

こけしこけし

お坊ちゃん

お嬢さん

フランスの子供服屋さんで一目惚れしたレインコートをプレゼント。
暑いのにこんなの着せられて半泣きの娘ちゃん。
ごめんねー、でもカワイイ。ははっ

奇跡的に土日で時間が取れて、行けて良かった仙台。
仙台にはお城がもう無い事も分かったし、牛タンは美味しかったし、ずんだもちも美味しかったし、娘ちゃんがかわいすぎたし、まなみさんとも久々にぺちゃくちゃできたし。ありがとーーーーん、また行きます。

そんなこんなで…
良い夏、その①でした。

TOULOUSE満喫。

Toulouseに珍しくのんびり居る日々。
なかなか満喫しています。

さすが南仏。自宅にプールが実現したもので、
Toulouse在住スーパーガールズ３人と我が家でランチ＆プール。
帰り際に、悠子氏の新車にて。
パイプオルガン奏者、哲学博士、ダンサーと様々な人々。
皆キラキラ。

そしてこの４日間は、洋服のデザイナーでもあり写真家のソニアちゃんが
「アヅサをモデルに撮りたい写真がある！」とパリから突然の上陸。
彼女の作る、私好みのカラフルな子供服達と格闘しました。
写真はどんな仕上がりになるかは、乞うご期待。ははっ

Toulouseはほぼ初めてだと言う彼女とToulouse散策。
住んでいるとあんまりのんびり歩く事もないもので、結構おもしろかった。

古本市にて、ソニア。さすがの色使い。

よおく覗くと、覗き見２人。

夏のセールもそろそろゴミ箱。

トゥールーズカラー。

吊られちゃうよー

ささやかに、おばさん。

 

ポンヌフにて。夜21時過ぎ。

最高の１枚。

そして本日は、24日にコンサートをするパイプオルガン奏者かおりちゃん＆ダンサー悠子さんのリハーサルを見学に行かせてもらいました。普通はなかなか入れないオルガンを弾く真横で見学。とにかく鍵盤が多すぎるオルガンを自在に操るかおりちゃん。手で３段、足で１段＋音色を変えるレバー大量。凄い。

この足さばき…、タタタタタ。

こんなのは登場しないはずですが…、怪獣。

バズーカ悠子。
ガーゴイルに何故かコブ作っちゃったカオリ氏、影。

こんな感じで盛りだくさん。長くなってしまった。
さーて寝ます。飛行機乗り遅れなければ、24日には日本です。