2013年11月6日

みみ。

小さい頃からあまり両親に似ていないと言われていた私が、唯一「耳がじいちゃんに似てるねー」と言われていた父方の祖父が90歳にして亡くなりました。
もう5年もの間寝たきり状態で、会話もほとんどできなかった祖父。
いつ亡くなってもおかしくない状態だったので覚悟はしていたものの、
明日の朝起きたら身体はもうないのかぁと思うとやっぱり寂しい。

この夏に会いに行ったときは、カッパを抱かされていました。
あまりの面白さにパシャリ。
ばあちゃん曰く、このカッパのクッションが手の置き場にちょうど良いとか。


















頭が良くて、きちんとしてて、字が上手で、物知りで…
そんな堅気な人がカッパですから。

祖父が倒れた事で、寝たきりの老人に関する事とか、家族のあり方とか、色々考えさせられたこの5年。なにより5年も闘っていたかと思うと、「じいちゃんやっと穏やかな良い顔になったよー」と母からの電話で聞いてほっとしました。

どっかで見ててねーーー 
あーーりーーがーーとーーーーう

と弟に伝言を頼んだ所で、私は寝ます。
ふう、すっきりした。