2016年1月25日

イチガツ+マッツ・エック

明けましておめでとうございます。
って、もう1月も最終週なのですが、
「Ruines」のパリ初演、Lille公演、別のプロジェクトのリハーサル、オーディション、彫刻モデル、そして母と弟の弾丸来仏+ミラノ旅行、と色んな事をちょこちょこしているうちに気づけば時が経っておりました。
遅ればせながら、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

どうしても元旦に餅が食べたくてゲットしたお餅で、
シェアメイトたちと共同製作したお雑煮



















2016年、目標もまだ立ててなかったけれど、
んーーー、まずは新たな流れにパクッとかぶりついていけたらなぁと思ってます。
住む場所も変わって、新たに出会う人々も増えて、新たな仕事を探しにオーディションにも行ったりして、なんとなぁく新たな流れを感じられているここのところ。
何モノかわからずとも、とりあえずかぶりついてみるのもいいのかなぁなんて気楽に捉えられるようになれている今の気持ちを大切に笑。
少しでも美味しいモノにかぶりつけますようにーーー
ほっぷすてっぷ、頑張ります。

そうそう、こうあたふたしてる中、マッツ・エックの引退公演を観に行きました。
しかも、2回。二夜連続。


好きな振付家があまり多くない私が、珍しく「ファン」な振付家マッツ・エック。
これまで結局生で観れていなかった彼の作品を、引退のタイミングでやっと観れた。しかも、この公演を最後に振付家としての活動はもちろん、これまで作った作品の上演も今後一切封印するという、なんとなんとの大事件。同じく「ファン」なギエムの引退公演には立ち会えなかったけど、最後に生のマッツ・エック作品観れてよかった。

高校生の時に受けたワークショップで知ったマッツ・エック作品。
それまでクラシックバレエしか知らなかった私にとって、なぜかするするカラダに入り込んでくる振付が面白くて、楽しくて、あー私はこういうダンスの方が向いているんだなぁって実感したのをはっきり憶えています。

今思うと、マッツ・エック作品も十分クラシックな域に入るのだけど、クラシックバレエとは違う要素がひょいっとそこにある。一振りで人間味が何十倍にも増すような、そのひょいっが、高校生の私にとってしっくりくるポイントだったんだろうなぁ、と今回舞台を観ていてなんだか納得したのでした。

ギエムの引退とマッツ・エックの引退。
小学生の時に口を開けて観た存在と、高校生の時に一撃くらった存在。
やっぱり寂しいけど、ホンモノを観てこれたことに感謝します。

何度も観た、ギエム +マッツ・エックの「Smoke」
公演では、この作品の舞台バージョン「Solo for two」が観れて大満足でした。
時間がある時に是非全編。
一緒に踊る男性は、マッツ・エックの実のお兄さん。この人も素敵。
 

なによりかにより、
素敵な作品をたくさんありがとーーーう、マッツ・エックさん。

BRAVO

Lilleで見つけた彌生ちゃんフラワーズ。


















2016年、福よこいこい、皆の元へ。