2014年5月22日

ハイジの国。

相変わらずフラフラしてます私、
4月後半はアムステルダムに友達を尋ねて10日程、
そしてこの数日はハイジの国スイスのローザンヌという街に行ってきました。


















今回は、ローザンヌに自身の劇場を持つカンパニーの新作のオーディション。
という訳で、あんまり街を観る時間はなかったのですが、
最後に湖だけは見ておこうと寄ったレマン湖。
綺麗すぎて、時間の流れが10分の1くらいになった様な気がして、
ぼけーっとしすぎて、帰りの電車に乗り遅れかけ、駅まで坂道ダッシュ。
もうちょっと時間の計算が出来る様にならねばと学んだ、へとへとの朝でした。

坂道いっぱいのローザンヌ。コレは屋根。


















オーディションはというと、最終的に男女1人ずつに絞るという狭き門。
とはいえ、今回のオーディション、渡航費・宿泊費・食費がカンパニーから出るなかなかのVIPオーディションだったので、履歴書とビデオでの選考で既に男6・女5の11人に絞られた所からスタート。
確率としては5分の1かぁー、可能性はなくはないなぁーって思って始まった訳ですが、まぁそんなに甘くない。ははっ

全然関係ないですが、街で見つけた丑。


















やはり履歴書とビデオできっちり選考されただけあって、実力者揃い。
面白いダンサーがわらわらわらわら。振付家も適確な指示や提案をする人で、なかなか密度の濃い2日間を過ごす事ができました。
オーディション自体は、常に緊張感があって、常に不安だし、落ちるとなんだかんだがっかりするし、好きではないのは変わらないけど、こんな風にあっちこっちから集まった、ダンス経歴も違うダンサーたちに出会えて刺激を貰えるという意味では、オーディションって面白いなぁと思えた良い経験でした。
勿論、自分に足りない所も痛いくらい如実に見えるし、ぬぉーーーっとなる部分もありますが、基本的にナマケモノな私にとってそのくらい必要なんだろうなぁー、と。課題いっぱい。研究したい事いっぱい。がんばろーっと。

まぁこんな意気込みで、まずは来週「LED'S PLAY」の再演に臨みます。
お近くの方、なかなか居ないと思いますが… 是非是非。














le mardi 27 mai @ Théâtre de l'Archipel, Perpignan

LED'S PLAY
chorégraphe; Rita Cioffi
bande sonore; Patrice Carrié
interprétation; Charles Essombe, Antoine Hostein, Yuta Ishikawa, Waldemar Kretchkowsky, Azusa Takeuchi

2014年5月3日

13回忌。

今日は、12年前に亡くなった兄の13回忌。 12年だけど、13回忌。
3回忌以降は、数え年の数え方になるらしい、仏教の謎。はははっ 


















まぁそんな訳で、12年前、つまり私は17歳、兄は19歳の年。
今思うと、あっという間に私は兄が生きた年月より10年も長く生きていて、
気づけばフランスでふらふら踊ってる。
12年ってあっという間だなーって思うけど、やっぱり12年前には想像出来なかった事がたくさんあって、その中で当たり前かの様に生きていて。
面白いもんだッ。

生きていたら31歳の兄は何をしていたんだろーって、いくら考えてもやっぱり想像するのは難しいけど、<「死」というモノが果てしもなく遠いモノではないこと>、<精一杯自分のやりたい事をやること>、<海外もそれほど遠くないこと>、<楽しく生きる事> 、カタチとしては存在しないながらも兄らしく、兄にしか出来ないカタチで伝えてくれてるんだなぁーっと、長い時が過ぎて、今の自分の生活を見てやっと気づく。

こんなんですが、私も無事に29歳です。

矯正中で口がおかしい私&兄。
2000年か2001年@アメリカのどこか。



















そんなこんなで今年は兄の13回忌と、これまた7月に父の7回忌がある、という法事YEARの竹内家。その時期には帰れないので、3月に日本に帰った際に合同法事をしてきました。午前中;親族、午後;地元の幼なじみ達。
総勢50人近かったのかな?
こんな風にわいわい、兄と父を慕ってくれる人がこんなに居る事に感謝します。

幼なじみ家族たち。
孫も登場して、4代編成。

















法事後、GODIVAのチョコに食いつく3ババ。



















ではでは、日本の皆様楽しきGWを。

新入り丑くんと、アムステルダムの運河。