2019年2月11日

完・kara-da-kara 初演

結局クリエイション中にブログ書く余裕なく、、、、
既に3週間が経過しましたが、「kara-da-kara」の初演無事に駆け抜けました。
※ 作品の事、こちらのページに整理しています。

無事終わったよ、の笑顔。表と裏。


















2ヶ月近くこのアトリエを占領して、クリエイションの日々。
遂にここから脱出かーと、最終日にパシャり。
kara-da-karaを一緒に作ってくれた皆です。
左から、
照明プログラミング&デザインをしてくれた優しき理解者・クレモン
へにょへにょ泣き虫ボス・私
日本から音楽作りにはるばる来てくれた救世主・晋似郎くん
照明プログラミング&音響・ビデオ編集までしてくれたムードメーカー・ハイメ

フランスらしからぬ、朝から晩まで。時によっては真夜中まで篭りました。篭ってくれました。特に照明チーム。最長の日は、朝3時までいたらしい、、、ごめん。

3時までいた日の翌日。この時も既に23時。
照明チーム、ハイメ+クレモン。















そしてそして、我らが監督・ムラダン。
初日に突撃現れた、我が母&弟と。














監督ってなんだって話ですが、プロデューサー&アドバイザー&喝おじさん&たまに話が長すぎてリハーサル妨害するヒト&美味しいもの供給してくれるムッシューetc...と様々な役回りを快く引き受けてくれる私たちのセルビア人監督です。

装置も特殊、舞台機構も特殊な作品を作ると言い出し、ソロなのに装置にお金がかかりすぎる、、、移動ができない、、、なんでそれが必要なんだ、、、とあちこちで皆にやーやーやーやー言われる中、初めの段階からいい作品ができると信じて作品を作らせてくれたこの監督ムラダンとこの劇場のディレクター・ジャッキーには感謝してもしきれないほど感謝あるのみです。

定番のピエールの写真
ⒸPierre Ricci























本番は、4回とも満員御礼で、毎回うれしき大きな拍手をいただけました。
毎回思うけど、やっぱりこの瞬間が一番嬉しい。
そして、最終日はまさかの号泣笑。
何回目かのコールで、立ち上がってまで拍手をしてくれるヒト、ヒューヒュー行ってくれるヒト、笑顔のお客さんを目にして、なにかがどわーっと。ブッサイクな顔で訳のわからん動きをしながらお辞儀する私を見てお客さん笑ってくれてました。

幸せなこったです。

自分で言うのもなんですが、「kara-da-kara」いい作品になりました。
自分にとっての"踊る"と作品がいい形で結びついたような気がしています。

本番中。手を使うのが続くシーンで。
客席の少年が、自らの手で遊ぶ。













今まで一人で黙々と作っていたソロ作品に、どーーーーんんと何要素かプラスされて一気にステップアップした感じ。人が集まるってすごいな、と思える経験ができました。
へなちょこボスでも、なんとかなった、、、
私にとっては、誰かと作品をつくるとは、、、と考える凄く良いステップでした。

うれしきことに、この秋以降に何度か再演がありそうです。
もっともっといろんな人に見てもらいたいなーーーー
日本でもできないかなーーーー
と、ただいま奔走中。
作ったら、今度は売り込みです。
へなちょこタケウチ、売り込み能力も皆無、、、ですが、
これも既にいろんな人が手伝ってくれてます。持つべきものは友達です。

そんな訳で、「kara-da-kara」どこかで見てもらえるのを願って、、、
プレゼンテーション動画をこちらで公開。
作品の様子というよりはイメージですが、是非。